水族館も一日の時間帯で表情が変わる
人が管理している水族館とはいえ、展示してあるものは生き物です。だから、一日の中でもさまざまな営みがあって、時間帯によってもその様子は変わってきます。 初めての人には変化がわかりにくいかもしれませんが、2度目以降だとしたら、時間帯を楽しむこともおすすめします。まず、朝一番8時30分の開園時。魚の活動も活発になる前なので水がよりキレイで、水槽に入り込む日差しも柔らか。心なしか魚たちも目覚めたばかりで動きもゆっくりに感じられます。 そして、もう一つおすすめしたい時間帯は夕方17時以降。実は、館内の照明が一部夜モードに切り替わり、夜行性の魚たちが行動し始めるのです。日中とは違った水族館を楽しむことができます。
音声ガイダンスが利用できるんです
あまり知られていない情報なのですが、美ら海水族館にも音声ガイドがあります。それぞれの水槽の前にはちょっとしたパネルでの案内はありますが、もっと詳しく知りたい!と思っても、周りに解説をしてくれる人が常駐しているわけでもなく、ほとんどがあとで調べるかそのままになってしまうか…ですよね。 より水族館のこと、より魚たちの生態のことを知りたかったら、ぜひ、無料音声ガイダンスを利用してみてください。それぞれの水槽の前に来ると説明をしてくれるのです。 ちなみに、これは数が限定されている上に予約制なので、事前の連絡が必要です。予約は1週間前までに。ご希望の言語(日本語・英語・中国語・韓国語)で対応してくれます。
水族館から車でわずか3分!備瀬に行こう
水族館を出たら、満足したように那覇方面へと車を出す方が多いと思いますが、すぐ近くに「備瀬」というとてもステキなスポットがあります。道路には案内板も出ているかと思いますが、ほんとにすぐそこ、車で3分ほどです。 ここは、ひとつの集落で人々が日常の暮らしを営んでいます。 駐車場に車を止めたら、ぜひ、散歩してみてください。沖縄の良き昔の景色がまだそこには残っていて、赤瓦家の佇まいがまるで絵のようなのです。 青々とした緑が美しいふくぎ並木も素敵な道。縁側にいるおじいもいい。また、海へと続く道を波の音を頼りに歩けば、美しい備瀬のビーチに出られます。ここから見るサンセットも格別。時間を忘れてしまいそうです。